戻る


元競艇選手の独り言 H13・12月

自己紹介 上里 秀則
昭和48年3月 第35期生として選手登録 登録番号 2627番
平成13年9月引退

デビュー戦
48年5月 住之江競艇場  成績  3,6,4,4着

初アタマ(1着) 2節目の琵琶湖競艇場 
1年半後初A級 その後ほぼ順調に選手生活を送るも余りの斡旋日数の多さに考えさせられる。家に居たのは3ヶ月で4日だけ、これでは家庭破壊です。それ以後家庭を第一にマイペースを貫く。
私の自慢
全選手中(約1650人)トップの出走回数(半年間)の時があったこと 187回
14年連続スタート事故なし(殆どの選手は1年に1本はフライイングします)
ビビリと言う人も居ます。 しかし、私はフライイングしないノウハウを持っていました
引退した理由
はっきり言って勝てなくなったからです。
レースは、自分の息子と同じような年令の選手と一緒に走ることも有ります。そんなひよっこに負けたらガックリきます。
時代が変わったことをつくづく感じて、老兵は消えるべしと思い引退を決意。
引退後の生き方
現役の時から引退後のことを考えて準備している選手が多いですが、今はこんな
時代です。何をするにも難しいし、なかなか思い切って踏み出せないのが現実です。
私の場合は、実家が農家で温室栽培の花(スイトピー)作りをしていました。
現役で走っている時は殆どというよりまったく手伝いしたことは有りませんでした。
私の引退の時期と親の仕事の代替わりの時期がちょうど一緒になった為農業を
引き継ぐことになりました。
農業の環境も他の産業と一緒で非常に厳しいです。昔に比べて花の値段は
3分の1になっています。
しかし、夢はあります。いい花を作れば絶対売れます。そしてインターネットを通じて
流通経費を省き安くて新鮮な花を直接消費者に届けたいと思います。
その為には、まず良い花を作らねばなりません。今年から農家1年生です。
新鮮な気持ちで頑張ります。

競艇に興味のある人はhttp://www.boatrace.jp/ へどうぞ